2013年6月14日金曜日

今週のモーニング

すべての流れをぶった切って、今週のモーニングについて。

相変わらず絶好調のモーニングですが、今は「カレチ」がとても悲しく、面白い。

「カレチ」は、JRの前身である「国鉄」において、諸々発生する問題を、現場の人たちの丁寧な、誠実な仕事で解決する。というお話で、鉄への愛と国鉄職員への愛で溢れている良作です。今週は最終章、5週連続掲載の2週目。

「国鉄」の「最後」の話。ということで、分割民営化が今描かれています。そして主人公の荻野は民営化前の、リストラの嵐に巻き込まれていきそうです。

今週の話を読んで思ったことをネタバレにならない程度にちょっとだけ言うと、現場で個人個人がどんだけ丁寧な仕事をしたって、組織というのは腐る。大きければ大きいほど腐りやすい。ということ。

それと、何話前だったかに舞台が現在に飛び、偏屈そうなジーさんになった荻野が登場していましたが、今の話があれに繋がるんだろうなぁ。と思うと…。やるせないなー。

楽しみにしていたお話が、あと3週で終わりを迎え、どうにもハッピーエンドは迎えられそうにない雰囲気。作者さんの力量もあり、とても面白いんですが切ないですね。

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