2013年6月13日木曜日

ADO.netのDataSetをLINQableに書くために (前段)

RDBMS利用時のアーキテクチャの選択方針」では、データセットを使うに当たっては以下をおススメしていました。
型無しデータセットを使う場合は、コードのメンテナンシビリティを保つために、以下の2つを守ることがおススメです。

ただし、 事はそう簡単ではありません。プロジェクトで何人かで開発を進めるなら、.net経験者を集めます。そしてその開発者は大抵過去にデータセットを使ったことがあるはずです。

そしてプロジェクトの方針としてこれらのことを掲げても、故意ではなくてもつい使いなれたメソッドやプロパティを使っちゃいます。そして、それをあとから直すのはとても大変です。つまり、ある程度強制力のある手法が必要になってきます。

このように、「開発にあたってのルールを強制する」方法を考えた時、2つのツールが有用です。それは、「FxCop」と「StyleCop」です。それぞれ「コンパイル(等)のタイミングで、指定したルールに適合していない場合はエラーや警告を出す」という機能を持ちます。この2つは似た機能を持っていますが、目的もアプローチも異なります。

この次のエントリでは、FxCopとStyleCopについてちょっと書いてみたいと思っています。

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